南勝久の「ナニワトモアレ(週刊ヤングマガジンで連載中)」
1990年代の大阪を舞台とした走り屋の漫画です。ヤンキー漫画というよりは暴走族漫画と言ったほうがいいかも。実社会のヤンキーは死ぬほど嫌いだけど、漫画のヤンキーだと楽しく読める。だからヤンキー漫画はけっこう好きで、ろくブル、カメレオン、ジゴロ次五郎、ビーバップ、特攻の拓あたりは今でも読んでで、最近だとこの「ナニトモ(ナニワトモアレの略)」の週刊連載はチェックしてます。
さて、本作の登場人物はいずれもDQNであらせられます。今どき「DQN」という言葉を使うのは不適切かもしれないけど、どうしてもほかにいい文言が思いつかない。暴行に喫煙に飲酒に強姦に道交法違反にとDQNのフルコースで笑えます。まあ、笑わせようとして描いてるわけじゃないとは思いますが。
一般人の三大栄養素は炭水化物とタンパク質と脂質ですが、DQNのそれは「クルマ」「オンナ」「ケンカ」であり、そういう話がメインとなっています。僕の嫌う要素がここまで詰まってるのになぜ楽しく読めてしまうのかは謎だ。何か理由があるのだろうか。あ、本作風に言うと「オモロかったらエエやんけボケェ~」ですかね。