2011年8月24日水曜日

働く女性(笑)

「働く女性」って言葉をよく見聞きしますが、あれの意味がわかりません。

「働く=勤労」ですから、憲法で定めるところの国民の義務のはず。当たり前の義務を果たすだけなのに、なぜ「働く女性」なんて言い回しが存在するのか。「働く男性」なんてフレーズ、聞いたことないしね。うーん、謎だ。謎すぎる。

例によって考察(という名の妄想)をしてみますと、「まだまだ男性中心の社会で働く女性は本当に大変! そんな女性は褒められるべきです!」とでも言いたいんだろうか。「仕事もおしゃれもがんばる女性は特別な存在なのです!」かな。たかが仕事するだけでここまで大仰に礼賛することは無いと思うけどねえ。いつものごとく妄想が暴走しすぎな感は否めないけど、そうとでも言いたげに聞こえてならない。

類義語に「働くママ(笑)」や「働き女子(笑)」なんかもあります。後者については突っ込みどころが多すぎるから省略するとして、「働くママ」ってのもおかしな言葉ですよ。母親が働くことを必要以上に崇める意図を感じます。ママだろうがパパだろうが、働くのは当たり前じゃないのだろうか……。

でも、昨今の女性様賛美社会においては、「働く女性はすごいね! 大変だね!」と適当に持ち上げておけば世の中うまく回るのは確かです(しかし僕の主張もワンパターンだな……)。にしても、普通に考えるとやっぱりおかしい話であって、勤労という行為に男女差なんてないと思いますけども。そんなわけで、このフレーズを見るたびに噴きそうになる今日このごろです。

以上、今宵も妄想を繰り広げてみましたがいかがでしょうか。読者様ならおわかりの通りもちろん冗談です。だって、働く女性って本当にすごいと思いますので。家事に育児に忙しいのにさらに仕事までするママってかっこいいと思うし、独身の働く女子は仕事に恋愛に女子力アップに忙しくて大変ですよね。毎日キラキラと輝くワタシはすてきです。よーし、僕も女性様に負けないようにがんばって輝いちゃうぞ~!

という感じで終わります。あー、明日もまた仕事かあ……。