「『命』という漢字は『人は一度は叩かれる』と書く。人は誰しも一生に一度はつらいことがあるけど乗り越えよう」みたいな、漢字に無理やり意味を持たせたようなこじつけが気持ち悪い。ほかにも、女が喜ぶと書いて「嬉しい」とか、心を亡くすと書いて「忙しい」とか。これらを最初に思いついた人ってやっぱり得意げになってるのでしょうか。
似たようなのに、「『幸せ』の『幸』という漢字を上下ひっくり返しても『幸』になる。だから幸せの反対は不幸じゃなくて幸せであり、幸せとはひっくり返っても逆さになってもどう転んでも幸せなのです」ってのもあるみたい。空気を読まずに申し訳ないですが、幸せの反対語は不幸もしくは不幸せですよ、と小学校の教科書を引用して指摘させていただきたい。うまいこと言ったった感がどうにも薄ら寒いんですよね。
中には正しい解釈もあるだろうから、こじつけと一概には言えないにしても、中身が自己啓発風なのが鼻につくんでしょうたぶん。それに輪をかけて気持ち悪いのは、この手の言説にあっさりと感化されて共感してる方々。ものすごい偏見だけど石にお金を払ったり水素水を飲んだりしてそう。何に共感しようが人の勝手ではありますが、できることなら一生お近づきになりたくないものだな。まあ、近づきたくないのはお互い様なんでしょうけど。
さて、言いたい放題吐き出してすっきりしたところでしこしこするか。上からも下からも吐き出すのですなんつて。律儀に下ネタを織り込む安定感いかがでしょう。ちなみに、精子は「米が青くなる子」と書きます。読んで字のごとく、全米が震えた精子は我にあり! なんというスペクタクルなこじつけ! 今世紀(まさに性器!)最大の放出劇をお約束します!