2011年10月19日水曜日

絆婚(笑)

どうでもいいけど、「絆婚(きずなこん)」という言葉があるらしい。震災をきっかけに相手との絆を再認識したとか、年収などの条件にとらわれずにずっと一緒にいたい相手と結婚に踏み切るとか、いずれにしても「絆」「安心」「つながり」を求めて結婚することを差すそうです。

へえー、絆婚かあ……。絆婚をカタカナ表記にした「キズナ婚」バージョンもあるみたい。おお、こっちのほうがより薄っぺら感が出ていいですね(カタカナを交えたコトバは女性ウケするポイントです)。そう、どっちにしても薄っぺらいんですってば。だいたい、単なる結婚なのに「絆婚」などと仰々しく呼ぶ意味がわからない。世の女性様って、おめでた婚だのジミ婚だの大人婚だの上質婚だの、「何々婚」とネーミングしないと結婚できない病にでも侵されてるのか。

はっきり言って、「絆婚」って女性様の言い訳としか思えない。男性に求める条件を妥協して結婚に踏み切る後ろめたさを、「絆」というきれいな言葉を利用してごまかしてるのでは。要するに、低スペックな男性と結婚するのは女性様のプライドが許さないから、「絆」「安心」「つながり」などと美辞麗句を並べて言い訳に使ってるだけ。いや、正しくは、メディアが世の女性様のために言い訳を与えて差し上げてるだけ……でしょうか。うーん、今日の妄想は冴えてる気がするよ。

しかし、いくらメディアが躍起になっても、男性には相手にされてないのが泣ける。2ch風に言うと「一方、男は二次元女に夢中なのであった」であり、男性の非婚化(嫌婚化?)は加速してるのであり、僕からしても「そうですか。がんばってください」以上の感想を持ちようがない。女性の価値が暴落した現代において、結婚する意義は死ぬまで見いだせないと思いますので。一言で言うと「結婚(笑)」ですわね。

そんなわけなので、絆を大切にする「絆婚」をしたい人はがんばってください。僕は僕で、読者様との「絆」を強めていく所存ですから。と、うまい具合に終わります。読者様との絆は永久に不滅ですよ!

……と、昨夜ここまで書いて公開してて、今朝起きて読み返したら言いたい放題すぎて笑った。思わず非公開にしてしまったよ。大筋はいいんだけど、お好みソースらしさが無い(と自分で言ってしまう人)というか、当ブログに不可欠な要素である「自虐」と「下ネタ」を織り込んでなかった。ということでちょっと追記します。

まあ、女性様からしたら「お前に言われたくないわ」であります。僕がいくら吠えても結局は負け惜しみにとられてしまうのであろうし、その前に、お前はいったい誰と戦ってるのだ感を醸し出してて痛ましくすらある。でもいいんだ。たとえ中二病と言われても、僕は一生をかけて社会の理不尽さと戦うんだ。世の女尊男卑や過剰な女性賛美の風潮に一石ならず十石も百石も投じ続けるんだ。てなわけで、自分にできることと言えば、絆婚ならぬ「傷無根(キズナコン)」でしょうか童貞だけに! と、強引な下ネタで終わります。

「追記しないほうがよかったのでは?」という疑問は胸にしまっておいてください。