2009年10月8日木曜日

お祭り男

今日は地方祭だか何だか知らないけど、朝からワッショイワッショイうるさかったです。なんて書くと、祭り好きの人に怒られてしまうのでしょうか。怒られないまでも、気を悪くさせるかもしれません。いや、その前に、祭り好きな人はこのブログ見てないはず。そうか。じゃあいいや。

さて、地方祭とは言っても、お祭り嫌いの僕に言わせると「痴呆祭」であり、全く関係のない世界です。なのに、それなのに、地域は祭りムード一色のため、嫌でも関わってしまう現状が何ともやるせない。今朝、雨の中カッパを着てバイクでの通勤途中に、狭い道で神輿担いだ連中に遭遇してしまい、後ろをノロノロと走らざるを得ない状況に追い込まれました。何なの、こっちは急いでるってのに、堂々と道路に広がってワッショイワッショイ、ガラの悪そうなお兄さんたちと、かわいい盛りのお子様たちがズラズラと。そこのガキ、そこのけそこのけバイクが通る! と、ひき逃げは未遂に終わりましたが、朝から腹立たしかったのは事実です。

ところで、「お祭り男」って言葉がありますね。なぜか辞書に載ってないのですが、何となくのイメージとしては、お祭り時にワイワイ騒ぐ男性のこと、転じて大舞台になるほど燃える男性を差すのでしょうか、たぶん。お祭り嫌いで、大舞台やプレッシャーに弱い自分とは正反対の人であるのは確かです。で、前置きが長くなりましたけども、僕はこの「お祭り男」が嫌いです。言葉自体ではなく、そう定義される人ですね。そもそも、お祭り男っていったい何なの。と考えてみるに、何となくですけど、「男らしさ」を前面に出した人というイメージがあります。野球で言えば清原とか。

あっ、いきなり結論を出してしまった。「男らしさ」と対極に位置する自分としては、お祭り男が嫌いなのは必然であるのだと。あらら、話が終わってしまったではないですか……。

無理やり話を続けるとすれば、「お祭り男」はかっこいいイメージがありますが、一文字伏せて「お○り男」にすると、途端に威厳がなくなって見えませんか。ていうか、何だかものすごく親近感がわいてきて仕方ないのはなぜだろうか……。よし、決めた。僕は今日から「お○り男」の異名を奉ります!

2009年10月3日土曜日

このままでよろしいでしょうか?

コンビニでアイス買ったら、店員さんから突然「このままでよろしいでしょうか?」と聞かれてびっくり仰天。全然面識がないのに、この人は僕が自堕落な人生を送ってるのをなぜ知っているのだ。そりゃ将来を考えると、このままでよろしいとは全然思ってなくて、仕事はもっとがんばらなきゃだし、貯金もしなきゃだし、童貞も卒業しなきゃだし、日々精一杯生きてるかと問われると自信がないんです。店員さん、僕のことを気にかけて下さってありがとう。明日からもガンバリマス。

そんな冗談はさておき、タイトルの「このままでよろしいでしょうか?」について。コンビニで簡単な買い物をした際に「このままでよろしいでしょうか?」と聞かれるたび、心中に去来する「ウザイ」という感情を抑え切れなくなり、ついにここへ書くに至った次第です。ていうか、あれって必要ないんじゃないでしょうか。黙って袋に入れてくれりゃいいじゃん。

ガム一つだけとか、缶ジュース一本だけとかなら分かります。でもやっぱり、雑誌レベルの買い物になると袋に入れてほしいところなんですよね。と、こういった感覚は人によって違うわけだから、一律で袋に入れて下されば問題ないのになーと主張してみよう。

この前コンビニで、ちょっとアダルトな雑誌、いわゆるエロ本に近い本をレジに持って行って、「このままでよろしいでしょうか?」と聞かれたのは驚きでした。いや、ちょっと待て、こんなワイセツブツをそのまま持って帰らせるつもりかと。「『このままでよろしいでしょうか?』と確認するあなたの頭はこのままでよろしいでしょうか?」と切り返したい衝動を抑えて、「すみませんが、袋に…」とお願いして事なきを得ましたが。

最近はマクドナルドでもそうですね。持ち帰りする場合、袋が二つまでだと紙袋のまま手渡されて、「このままでよろしいでしょうか?」と来ます。あの紙袋は取っ手がなくて持ちにくく、紙袋を二つ受け取ると両手がふさがって不便だから、一つにまとめるために「すみませんが袋に入れて下さい」と、この場合もこちらから言わないと手提げ袋はもらえません。ああ、面倒だこと。

これらの風潮って、やっぱり「エコ(笑)」なんでしょうか。エコはエコで別に否定はしないけど、やりたい人が勝手にやってて下さればいいのに……。僕から言わせると、昨今の薄っぺらなエコブームが「このままでよろしいでしょうか?」って感じです。

にしても、「このままでよろしいでしょうか?」は、やっぱり違和感が残るなぁ……。「このままではよろしくないです派」の僕としては、「このままでよろしいでしょうか?」と確認されるたび、袋に入れてほしい旨を伝える必要が生じるわけです。なので、「このままではよろしくないですよね?」と否定形で聞いてもらえると、「はい」のひと言で済むから楽なんだけど。って、まあそこまでは言うまい。今後もせっせと「袋に入れて下さい」と唱え続けることにします。ああ、あれですね、「すみませんが袋に入れて下さい」と書いたプラカードを自作して、高校野球の入場行進のように高く掲げてコンビニに行けば伝わりやすいか。

あっ、ふとひらめいた。結婚には大切な三つの袋がある、って言い回しがありますが、これにも応用できそう。すなわち、人生には大切な三つの袋があり、それは胃袋と給料袋とレジ袋なのである! なんちゃって。あはっ。

と、しょーもないまとめ方をして終わりそうな勢いですが、このままでよろしいでしょうか?

ティッシュ貸してもらえませんか。

「ティッシュ貸して」とお願いした場合に、「使ったら返してね(笑)」などと言ってくる人、最近は見ないけど昔たまにいたよなぁ。って、それ僕のことじゃないですか!

と、今日、ある人に言われて思い出した次第です。これ、僕が高校生のときに乱発してたネタであって、誰かに「ティッシュ貸して~」とティッシュをもらい、鼻を思いっきりかんだあと、「じゃあ返すわ~(笑)」と、べとべとになったティッシュを返そうとする、今考えると死ぬほどくだらない行為を働いていた自分は死ねばいいと思います。念のため記しておくと、要望を正確に伝えるには「ティッシュちょうだい」が適切なのであって、「貸して」と言ってしまうと返す義務が発生するのである。と、言葉尻をとらえた屁理屈の一種です。

この発言って、「これあげるよ~!」「えー、欲しい欲しい!」「欲しいの? じゃあ、ハイ! あげた!」と、手を高く上げる行為に通じるものがあって、許されるのはせいぜい小学生まででしょう。こんなことを高校生になってもしていた上に、大人となった今でもたまにやってしまう自分はマジで死ねばいいのに。いったい、どういった了見なんですか。

それはさておき、僕はティッシュ大好き人間であるのは言わずもがなの事実でありますが、この「ティッシュ」って、メーカーによっては「ティシュー」と表記されてるのはご存じでしょうか。確か、エリエールやクリネックスは「ティシュー」のはず、と調べてみたところ、もともと英語では「TISSUE」であり、正確に発音すれば「ティシュー」となるのを、日本語として発音しやすい言葉に置き換えて「ティッシュ」となったらしいです。なので、ティッシュ大好き人間としては、「『ティシュー』貸して~(笑)」とすれば、屁理屈が重なってより快感ではないでしょうか。

おっと、屁理屈ついでにもう一つ重ねると、ティッシュ、いや、ティシューって、実際は2枚綴りになってるわけで、箱からティッシュを取り出す際、1枚だけ取ったつもりでも、実際は薄いティッシュが2枚重なっているのです。なので、「ティッシュ1枚貸して」と言われた際には、箱に手を突っ込んでティッシュを取り出し、おもむろにペリリと慎重に引き剥がし、薄くなった1枚を「はい、ご要望のティシュー1枚で~す(笑)あ、別に返さなくていいからねぇ(笑)」と手渡すのが、ティッシュのやり取りにおける屁理屈の究極系であり、相手をイラつかせる最善の方法ではありますまいか。と、夜中に無表情でキーボード叩いている自分は死ねばいいのにと心底思います。

ところで、夜もたけなわですし、誰かティシューを1枚貸してもらえませんか。