会社の先輩と飲んでて、トイレ行った際に「あれ? 俺、チャック開いてるわ」と気付き、そのまま小用を足して席に戻り、先輩に「僕、チャック開いてたみたいです! いつから開いてたんだろう。ゲラゲラ」と報告しながらふと思ったことを書きます。
僕のチャックが開いてたって、別にどうだっていいじゃん……。
「『チャックが開いてたのを誰かに見られていたかもしれない』イコール『恥ずかしい』といった思考回路のもとに照れるんだろうと思われますが、ひとりで勝手に恥ずかしがるのは自意識過剰ではないでしょうか。そもそも、誰も僕の股間なんて注視してないはず。他人から見ると自分は風景の一部であって、自分が思ってるほど他人は自分のことを見ていません。仮に股間を見られてたとしても、『ああ、あの人、チャック開いてるな』以上の感想は無いはずだ。『ああ、あの人、チャックからアレがはみ出してるな』や『ああ、あの人、ズボン履いてないな』になると話は別なんだろうけど、チャックが開いてる程度で恥ずかしがるのは自意識過剰である、そう結論付けて差し支えないと思いますよ。とは言え、多少は恥ずかしいから誰にも言わず黙っておいてください。そう、口にチャックで! はははははっ」
と、先輩に一気にまくし立てながら、「必死に言い訳をするのは自意識過剰ではないか」と疑念がよぎったのを記しておきます。言うなれば「『チャックが開いてたことに恥ずかしがるのは自意識過剰である』と熱弁する自体が自意識過剰である」ですね!