育児に積極的な男性を「イクメン」などと、よくわからない造語が氾濫して久しいですが、今度は「イクジイ」なる言葉ができたらしい。育児に積極的なおじいちゃんを差して「イクジイ(爺)」だそうです。
何なんでしょう、この、「じい好きで下ネタ大好きなお好みソースさんのために名付けました!」とでも言わんばかりのネーミングは。こんなの、誰が見たってあっちを連想するじゃないですか。言うに事欠いて「イクジイ」て。いろんな意味で、そのままじゃないかっ……!
かつて、ここまでオチを読まれた日記があったでしょうか。というわけで最後までは書きません。いや、カキませんじゃなくてカクけど書きません。ってもう書いてるようなものだな。読者様におかれましてはこの程度でご満足いただけますでしょうか。
それにしても、イクジイってなあ。「イクメン」と同じ違和感を覚えてならない。だいたい、誰が育児をするかなんて各家庭の勝手ですよ。それに、このご時世、育児くらい普通に誰でもやってると思うんですけども。イクジイだのイクメンだの、男性の育児をことさらクローズアップするのって、逆に「男性は育児に積極的ではない」とレッテルを貼りたいだけじゃん。男性を蔑む意図は無いにしてもそれに近い悪意は感じる。男性には何を言っても構わない、いくら卑しめても問題ないという昨今の男性蔑視の風潮を表してる……ように見えるのは僕の見方が悪いんだろうか。
その前に、イクジイがあるのに「イクバア(婆)」が無いのも変な気がするし。って、ああ、当たり前の話でしたか。この女性賛美社会において、女性様をババア呼ばわりするなんてとんでもない。タブーというやつです。働くママは仕事に家事に育児にがんばってて輝いててステキなんでした。失礼しました。
と、話を脱線させつつ、どうまとめようかと考えてみるに、先に下ネタを書いたことは後悔せざるを得ない。とりあえずは、孫どころか子供どころか妻さえいない自分にとって、「イクジイ」への道は果てしなく遠いってところでしょうか。まあ、遠くてもまったく問題ないし、なりたいとは微塵も思わないけどな……。
そうなると、自分はどんなおじいちゃんになるのか少し興味はあります。たぶん、今と変わらず毎晩やってて、「これがほんとの『じいジイ』ってか!」「これぞ、THE(ジ)・ジイ!」などとブログに書いてる気がする。うー、想像すると笑える。というか怖い。まさに「おジイちゃん」と呼ぶにふさわしいおじいちゃんになってそうだよ。といった感じで、今日の下ネタ日記をフィニッシュだ!