2012年3月7日水曜日

三平女子(笑)

バブル時代に女性が結婚相手に求める条件は「三高(高学歴、高収入、高身長)」だったけども、いまは「三平」であり、すなわち、平均的年収、平凡な外見、平穏な性格らしい。こういう男性を求める女性を「三平女子」と呼ぶそうです。

ああ、また今宵も、こんなどうでもいいことへの突っ込みに時間を費やすのか。毎度のことだから簡潔にまとめよう。社会人たるもの時間は有効に使わねばならないので。

まず、「三平」って、どうしても釣りキチ三平を連想してしまう。だから、「三平女子」だと、麦わら帽子をかぶってサオを持ってる姿しか想像できません。これは流行らないんじゃないでしょうか。語感もあまりかわいくないしね。

それに、ちょっと前までは「三同(仕事観、金銭感覚、育った環境が同じ)」や「3K(価値観が合う、金銭感覚が合う、雇用形態が安定している)」だったはず。別にどうだっていいんだけども、結局は似たような内容であって、単に言い方を変えただけに見えるのは気のせいでしょうか。

おっと。その前に、一番突っ込まなきゃいけない部分を忘れてました。読者様には改めて説明するまでもないと存じますが念のため。さあ、いきますよ。棒読みになりそうだけどできるだけ感情を込めて、声を合わせて、せーの!

「『女子』じゃないだろ~!」

ふう。ご斉唱ありがとうございます。あるいは「『女子』って言いたいだけだろ!」のほうが適切かもしれない。どちらにしても、女子という年頃でもないのに、どさくさにまぎれて女子を名乗るのはお控えいただきたい。昨今の女性賛美社会においては、この「女子じゃないだろ~!」という叫びもむなしく響くのみでありますが、僕は毅然と突っ込み続けるよ!

それにしても、こういう論調を聞くたびに吐き気がする。要約すると、「男性諸君! 世の女性様は、男性へのハードルをここまで下げてますよ。平均的年収、平凡な外見、平穏な性格があれば、結婚対象になれるチャンスです」ってことですわね。上から目線にも程がある。あくまでも女性視点で、女性様に擦り寄った言説しか世には出ないってことかね。

それじゃ不公平なので、男性視点でも書いておこうか。「平均的年収、平凡な外見、平穏な性格」を求めるのが三平女子なら、三平男子は「平均的年収、平凡な外見」のほかに「平成生まれ」を女性に求めるとでもしますか。平均的な年収と外見と、あとはやっぱり、女性の価値は若さですから、平成生まれを条件にしてみる。いかがでしょう。

簡潔にまとめるつもりが、いつものごとくダラダラと書き散らしてしまった。まとめると「三平女子(笑)」ですね。って、結局は一笑に付して終わってしまうのか。どなたか僕に時間の有効な使い方を教えてください。

どうでもいいけど、三平の「平均的年収、平凡な外見、平穏な性格」って、自分に当てはまってると思うんだけど。手前みそですが。ということで、僕こそが三平男子と言えるのではありますまいか。ちなみに独身で婚活中です。女性読者様よろしくお願いします。

あ、三平男子を自称するのは、釣りキチ三平にならって「サオを握らせたら日本一!」などと下品な下ネタを言いたいからではないです。釣りキチっていうか「すりキチ」です! とか、海釣りも川釣りも、そしてセンズリも得意だよ! とか支離滅裂な下ネタを吐きたいからでもないですよ!