「今年は椿さんが遅いから、暖かくなるのは遅いかもねぇ~」などと、愛媛県民ならではのあいさつが飛び交う時期になりましたね。「伊予路に春を呼ぶ」とも言われている椿まつり、今年は2月20日から開催されるそうです。
で、僕の主張はだいたい読めてるでしょうが、これ書かないとブログのネタがないため言っておくと、「椿さんと暖かくなる時期は全く関係ないじゃん」です。
「本日はお日柄もよく」と同じく、当たり障りのないあいさつで便利なのはわかるけども、これ関連の社交辞令を聞くたびに「なワケねーだろ」な思いが心中を去来する……。
もし、椿まつりが終わって暖かくなれば「椿さんが終わって暖かくなったねぇ」であるし、終わっても寒ければ「椿さんが終わってそろそろ暖かくなるねぇ」であるし、椿まつりを待たずして暖かくなってれば「椿さんが終わってもっと暖かくなるねぇ」であるし、結果論でどうとでも言えるのではないのか。
そんなにムキにならずとも、「椿さんが終わったのに寒いですねぇ。あはは~」と適当に笑ってれば社会は円滑に回るのかもしれませんが、このあいさつを使う人にはあまり関わりたくない。たぶん相性は最悪です。理由は……そうだな、「社交辞令の選択の価値観の相違」とでも申しましょうか。「の」が三つも続いて変な文になったけど、こういった細かい部分は相性において重要だと思います。まあ、別にいいんだけどね……。
そんなことよりも、「伊予路に春を呼ぶっていうか、三十路に春を呼んでください!」と、婚活中の自分がうまいこと言ったつもりで書いてみましょうか。「三十路」は30歳代ではなく30歳だけを差すのだけど、細かいことは置いといて。ああ、本当に、春の季節は黙ってても来るのに、自分の春はなかなか来ないんだなぁ……。
あ、もし、「椿」という名前の女性と出会えたならば、それがたぶん運命の人でしょう。三十路に春を呼ぶ椿さん……って、うわー、くだらない。そして寒い!
あまりに寒いので、早く暖かくなるよう、椿まつりの到来に期待です。