2011年5月24日火曜日

主婦のありがたみがわかりました!

5月25日は「主婦休みの日」だそうです。「主婦休みの日が定着することで、主婦がさらに明るく家庭を運営するためのエネルギーを得て、また主婦や家事の価値がさらに社会に認められていく」とのことで。まあ、例によってどうでもいいんだけどいちおう書いておくと、こういうのに乗じて「主婦のありがたみがわかりました!」と表明する男性って気持ち悪い。新聞の投書や個人ブログなんかでよく見るけど、目にするたびに鳥肌が立って仕方ないです。

いや、主婦に感謝するのは本人の勝手だから好きにすればいいんだけど、取り立てて対外的にアピールする意味がわからない。妻に「いつもありがとう」と声をかければ済む話なのにね。せっせとブログに書くのって、どこからどう見ても「俺っていい人」アピールにしか見えません。もしかして、僕には読解できない暗号めいた意味が隠されてるんだろうか。

これはあれですね、母の日と同じ構図ですよ。「お母さん、ありがとう」と直接言えばいいのに、わざわざブログに書く意味不明の行為。「こんなにもすてきなプレゼントを買ってあげた自分って、なんてお母さん想いのいい人なんでしょ」アピールです。

あ、言い忘れましたけど、僕は主婦が嫌いです。なぜかと言うと……うーん、ひまそうなくせに偉そうだから、かな。偉そうな上に厚かましそうで頭が悪そうで視野も狭そう。と、視野の狭さには定評のあるお好みソースが申しております。

そもそも、アンケートなどで職業を選ぶ選択肢に「主婦」ってあるのが納得できません。いやいや、主婦って職業じゃねーだろ! といつも思ってます。でも、そういう選択肢を設けておかないと、「何よこれ! 主婦って選択肢が無いじゃないのよ! 主婦だって立派な職業なんです! きぃ~っ!」といきり立つバカが後を絶たないだろうし、いちいち相手をするのは疲れるから仕方なく選択肢に「主婦」を入れてるに違いない……と、勝手に憶測してるんだけどどうなんだろう。

おっと話が飛んだ。主婦は主婦で、配偶者がそれを認めてるんだから、外野がとやかく言うことではないですね。結局は夫婦間の問題ですから、「主婦休みの日」の趣旨である「主婦や家事の価値が社会に認められるように」というのは無理でしょう。主婦や家事の価値については家族が認めるものであって、社会が認めるものではないのだから。

そんな結論を踏まえて再度書くと、冒頭の「主婦のありがたみがわかりました!」アピールをする男性って、女性に媚びてる……というか、昨今の「女性様崇拝社会」自体に媚びてるみたいで寒いです。「バカに媚びるバカ」って救いようがないと思う。と、救いようのない人が申しております。

と、つらつらと書いてきたわけですけども、とどのつまり「まあ、主婦休みの日とかどうでもいいけど、僕もたまには左手を休めないといけないなあ。そう、『左手休みの日』なんちゃってあはは」と言いたかっただけです。主婦ならぬ「手(しゅ)」のありがたみがわかりました……ですかね。賢明な読者様であれば、タイトルの時点で薄々感づいてましたでしょうか。ああ、本当にワンパターンすぎて泣けそうだ。

その前に、僕に必要なのは「下ネタ休みの日」ではないか。とも思ってますよ!