「こたつでみかんって幸せだよねぇ～」などと無自覚に発言する人が苦手です。こたつもみかんも嫌いな自分からすると、ちょっと何言ってるかわからない。
なぜ苦手かと言えば、対応に困るから。「こたつでみかんって幸せだよねぇ～」には無条件に賛同しなきゃいけない空気ありませんか。「ですよねえ！」と目を輝かせて同調するのが望ましく、「いや、僕はこたつもみかんも嫌いなので……」と普通に答えてはならない圧力を感じる。これって、本人の主観を押し付ける行為であって、お好みソース風に言うと「こたつでみかんハラスメント」ではないでしょうか。違うでしょうか。違う気がする。
いずれにせよ、今冬も「こたつでみかんって幸せだよねぇ～」には苦しめられるだろうけど仕方ない。「愛媛県民なのにみかんが嫌い」という十字架を背負って生きる者の宿命である。そう言えるのではありますまいか。言えませんか。言えないでしょうね。ははあーっ。